代表例:押し目買い(短期MA復帰)

#2
銘柄:USDJPY
時間足:H4(上位判定:D1 )
起点:赤縦線 2013.6.27 08:00
主役:短期MA復帰による押し目買い(成立/非成立)

結果:A
判定品質:明確

上位合意:下降トレンド終了から一旦の上昇局面にて短期/中期MAのGC
下位合意:調整局面のため上下の方向感なし
L1 (S):押し目買い否定ライン
①20EMA/20SMA のDC維持(確定足ベース)
②構造否定3波の起点を終値で割れ
L2 :水色BOX帯→レンジ帯=観察・仕掛け抑制の理由
L3:赤水平線→構造否定3波目標かつ支配波の戻り高値の交錯する到達目標
SL:直近安値下
TP候補:L3ライン(成り行き決済を想定)

A条件(押し目買い継続):L1(S)未成立のまま、復帰(20MA上終値かつ20EMA/SMAのGC状態)→ 押し目買い検討
B条件(否定):L1(S)成立 → 様子見(または次検証で売りテーマへ切替)

行動:ピンク切り下げライン上抜け継続中の陽線ローソク確定後、次の足からロング

省察
メモ:起点のローソクは短期MA上に復帰確定しているが、L2上抜け確定していないため仕掛けはできない
負け筋:エントリー足を逃して「次の足」で入る(タイミング後逸→RR悪化)
検証ログに合わせた形にすると若干分かりにくいので解説。
このログのテーマは押し目買い局面にてローソクが20MA上に復帰するか、復帰失敗するかという点に焦点を合わせている。
従って、構造否定となるものは、押し目を否定するもの=「レンジまたは下降トレンドの継続」ということになる。
短期MAのDCが続く限り、買い場としては不適切になる。
構造否定3波の起点を終値で割り込むと下降トレンドの継続となるので、これもまた買い場の形成とはならない。
L2の水色BOX帯はレンジであり調整局面を示している。この帯の上に価格が確定するかを観察する。

この短期的揉み合いにおいては、ローソクの振る舞いはカオス的であり、20MA上下に行ったり来たりするため、20MA周りは構造否定ラインとしては採用しづらい。
GC/DCはこの調整局面の終わり際のタイミングを測るツールとして利用できるため、DCという状態の維持そのものを構造否定ラインとして採用できる。

A条件はL1未成立としているが、これはL1の①、②の構造が否定されることを示す。
DC構造の否定とはGC構造のこと。3波起点を終値で割り込まないことは安値更新をしないことであり横ばいまたは上昇方向への推移となる。
②の構造が否定されて、かつ①が否定される状態は、押し目が成立して買い場の形成ができた状態と見なすことができる、という論法だ。